IT知識の習得方法

IT技術が必須スキルとなっている現代。ITの知識を身に付けるには一体どうすればいいのでしょうか。

まずは何より、ネットで調べることです。IT業界は変化の激しい世界なので、本ではそのスピード感ある変化についていけません。読んだ本の知識が古いなんてことは日常茶飯事なのです。
そのため、まずはネットで最新の情報を得ること。そして、ひとつ意味を調べるごとに色々なページ、サイトを見ることが大切です。ネットには膨大な情報があるので、その真偽を見ぬくことも最初は難儀します。ですので、様々なところからの意見や情報を見るようにしましょう。ひとつの情報に凝り固まってしまうのは、ネットをやる上で浅はかなことと言えるかもしれません。
検索する時には「~とは」を付けるとわかりやすい解説のページを発見できます。例えば、「IT」という言葉を調べるのであれば「ITとは」というようにすると、より正確に関連する情報が出てくるでしょう。

あとは、IT業界で必要とされるスキルを経済産業省がまとめているITSS(IT Skill Standard:ITスキル標準)というもので学びましょう。
これはIPA(情報処理推進機構)が行なっているIT系の国家試験に対応しており、ITSSがレベル1から7まで段階的に分かれているのですが、このレベル1が国家試験であるITパスポート試験です。これは基礎中の基礎で、さらにレベル2が基本情報技術者試験、レベル3は応用情報技術者試験に相当します。まずはITパスポート試験の突破からはじめるのがいいかもしれませんね。